ドッグショーにについて ドッグショーにについて


ドッグショーでは、それぞれの犬種のスタンダードにどれだけ沿っているか、
そしてどれだけ健全かということを競います。
        
ドッグショーでは、それぞれの犬種のスタンダードにどれだけ沿っているか、
そしてどれだけ健全かということを競います。

チャンピオン犬っていうけど、そもそも何?

チャンピオン犬というのは、ドッグショーに出て、ある一定の評価を、複数回(JKCチャンピオンなら4回)
異なるジャッジからもらうことによって、なることができます。その犬種が、スタンダードに沿って、
よりその犬種らしく、なおかつ健全な犬だということの一つの称号です。

バセットハウンドのスタンダード

  • 01
    体高は33~38cm(足から肩までの高さ)、体重は18cm~27キロです。
    十分に張り出した胸としっかりした太い足、そして
    足のパットが厚くて足首の皮にたるみがあります。
  • 02
    前足は胸の側面に沿ってまっすぐであること。
  • 03
    後ろ足はまっすぐ前に向いています。
  • 04
    耳は厚く、目尻より低い位置について長く垂れています。
  • 05
    目は赤目過ぎず、でも他の犬と比べると垂れ目で
    少し赤目が見られます。
  • 06
    しっぽは太く、これが大切なのですが、長いが弓のように
    カーブしてしっぽの先が弓なりになり付け根と同じ位置に来ます。
トライカラー:黒、茶(タン)、ホワイトの3色で手、耳、顔、お腹が茶色であることが比較的多く、背中が黒背中の中央などに白の模様がある。足、お腹、耳、胸が白という配色が多いです。 首胸に白い斑点のある子も多いです。
ブラック&ホワイト:黒とホワイトの2色。
レッド(タン)&ホワイト:薄い茶色とホワイトの2色。通称日本ではレモンカラーとも言います。
オーナー様からいただくご質問で多いのはやはり体重のコトです。人間も最近は隠れ肥満(耳が痛いです)なんて
言葉が聞かれますが単に重い軽いでないことも確かです。例えば特に4~6ヶ月ぐらいの子は一番バランスの悪い時です。加えてバセットの場合は構成が悪かったり、骨量の少ない子はより一層胴体が長く見えたり痩せて見えたりすることがあります。
また体重ののせすぎは足が外に向いたりしてトラブルの原因にもなりますので注意してあげてください。
子犬は10~11ヶ月で大体成犬と同じ大きさになりますので上記のスタンダードの体重を参考にしてください。歳とともに太ってくる子が多く見られます。
平均すればやはり23~25kg前後であることが望ましいです。バセットはのったりしているようで結構足が速いですので十分運動させて筋肉をつけてあげてください。

どんなふうに審査されるの?

ドッグショーには、血統書のある犬は、誰でも、出すことができます。
その中で、成績を収め、チャンピオン犬になれるというのは、なかなか、簡単なことではありません。
自分の犬を出陳し、チャンピオンなどの成績を収め、スタンダードを理解してブリーディングは、
とても大切なことなのです。オスとメスがいるので、試しに交配してみようというのでは、
なかなか、骨格構成がしっかりした、いい子が生まれる訳ではないのです。
審査では、歯並びを見たり、オスの場合は、睾丸がちゃんと落ちているか見たり、
歩様審査では、その子の足の運びを見て、骨格構成を見ます。
そのほか、その子自身のショーアピール力など、いろいろな要素が入って、
チャンピオン犬というものが完成するのです。

マメ知識 チャンピオン犬を育てる基礎知識!

きちんと、チャンピオンタイトルや、スタンダードを理解しないで、
子犬を産ませたりすると、バセットハウンドでも、だんだんと
変わっていってしまったり(妙に足の長いバセットだったり…など)
あれだけの体系のバセットを、あの足で支えるので、
骨格構成などがとても大切になるのですが、
骨格が不健全で、うまく歩きにくい子になってしまったりしやすくなります。
もちろん、当然、チャンピオンの子だからと言って、
全部が、全部、いい子が必ず生まれる。と言うわけではありません。
しかし、極端に変だなぁ…という子が生まれる率も減るわけです。
そして、大きくなったときの健全性という面でも、ひとつの大きな目安になります。